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平成16年9月に行った実験の紹介をします。 築後81年経過している本建物は、老朽化が進み、目視調査の結果レンガ壁に亀裂が確認され劣化が進行しているものと考えられます。 <実験の目的> ① 当該建物から採取したレンガ(目地部含む)、レンガ壁体に関して せん断強度試験を実施し現状の躯体強度の確認すること。 ② 上記と同様の試験体に対し、エポキシ樹脂注入工法によるレンガ 目地部の充填具合の確認すること。 試験の結果、8割の試験体が設計基準強度以上の値となりました。 設計基準強度を下回った試験体の部位については、エポキシ樹脂を躯体に再注入し、試験を行いました。 写真は、サンプル採取状況、試験体作成状況及び実験の様子を示します。
by msd_lab
| 2006-05-20 17:40
| 実験
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